極楽ぼっち

ひとりの時間はこうして楽しむ

旧三田会館(東京)ビジネスホテル好き

ローズステイ東京芝公園としてリブランド開業しています


12月中旬、京都検定(京都・観光文化検定試験)受験のため東京へ。
試験会場は京都か東京を選択するのだが、わたしは東京を選んだ。
コロナが再び勢いづく前に、久しぶりに東京へ行きたいと思ったのだ。


受験申し込みと同時に、三田会館の公式サイトから予約を入れた。
初めての一人旅で利用して以来、東京でいちばん愛着のあるホテル。
試験会場まで地下鉄一本で移動できる場所にあり、前泊するのにちょうど良い。


試験前日の夕方、東京へ移動。
品川駅のコンビニエンスストアで飲み物を買い、タクシーでホテルへ向かった。
車窓を眺めるのが好きだ。わけても夜は。
街の灯りが美しい。街路の奥に東京タワー。
ライトアップされているせいか、いっそう大きく浮き上がって見えた。


20時、三田会館にチェックイン。ルームキーは金属製のもの。
シングルルームのドアを閉めると、密室という状況とは裏腹に、
開放的な気分になる。一晩ではあるが、わたしだけの空間だ。
冷蔵庫に飲み物を入れ、ユニットバスの浴槽に湯を張りながら、
スマートフォンで室内を撮影した。
茶色のカーテンが、無彩色のインテリアに映える。
落ち着いた雰囲気の部屋である。

<img src=”tokyo” alt=”旧三田会館のシングルルーム”/>
東京・旧三田会館のシングルルーム



冷蔵庫も気が利いている。
ホテルによくある小型の冷蔵庫は、ドアポケットが小さく飲み物を入れにくい。
三田会館の冷蔵庫はドアポケットがない。代わりに、棚板の一部を切り取って、
背の高い飲み物を立てたまま置けるようにしているのだ。
500ml入りの缶ビールを寝かさずに冷やせる。
電源スイッチの場所もわかりやすい。
個人的に、とても気に入っている。

500ml缶を立てたまま収納できる冷蔵庫

ホテルで本を読みながら、お酒をたしなむのが好きだ。
本は現地の書店で調達することが多いが、この日は検定テキストを通読。
お酒も控えめにし、早めに就寝した。


翌日、午前10時から京都検定を受験。
終えると、すぐに品川駅へ移動した。
寄り道はなし。恨めしやコロナ。
今年も京都検定を受験するつもりだ。
また三田会館に前泊し、試験に臨みたい。


追記
おかげさまで、京都検定3級に合格しました。
皆が安心して今冬を迎えられますように。