極楽ぼっち

ひとりの時間はこうして楽しむ

東横イン大阪天神橋筋六丁目・ビジホ派

目次

  • 日本一長い商店街まで徒歩5分
  • 神戸でahamoに乗り換える
  • 駅ナカで買える絶品カツサンド

 

日本一長い商店街まで徒歩5分

 10月初旬、大阪で宿泊。たくさんあるビジネスホテルの中から選んだのは、お手頃価格で部屋がきれいな東横イン。駅近で、日本一長いと言われる天神橋筋商店街にも歩いて行ける。夜盲症を抱えるわたしだが、少しだけ夜の散歩を楽しんだ。

 

 18時にチェックインを済ませ、天神橋筋六丁目商店街へ。アーケード商店街は想像していたよりも道幅が狭く、空間の密度が濃い。立ち飲みの店に惹かれたが、天神橋筋と言えば寿司。奮発して上握り寿司をテイクアウトした。

 

 五丁目まで歩いて脇へ入る。商店街と並行して横丁が伸びていた。店から漏れる暖かみのある灯りにそそられる。小箱で、外から様子をうかがえる店が多く、どこも入りやすそうな雰囲気。気取らない感じのバー、流行りのコーヒースタンドを思わせる立ち飲みの店。めちゃ寄っていきたかったけど、生ものを持って入るわけには。おとなしくホテルへ戻った。

 

<img src=”tenjin.osaka.jpg” alt=”夜の天神橋筋六丁目”/>

大阪・天神橋筋六丁目界隈

 

ほんとうは入りたかったBar

 ロビーでワンピースタイプのパジャマを取り、部屋へ。朝晩は寒くなってきたので、エアコンが個別か、全館空調なのかは気になるところ。東横インは個別でした。気候のいい時は全館空調でも問題ないけどね。壁には大きな時計が。机も大きめで使いやすい。買ってきた寿司折りを広げて、ビールとともにいただいた。机が広いと、ゆったりと食事ができる。

 

機能的なデスクまわり

 

寒色系のクロスには脳を鎮静化する作用があるとか

 

バスルームと冷蔵庫

 熱いシャワーを浴びた後は、風呂上がりの一杯。冷蔵庫で冷やしておいた、缶入りの水割りウイスキーを飲む。照明を落とすと、いっそうくつろいだ気分になった。ベッドサイドにアーム式ライトが設置されており、間接照明としても使えて便利でした。床のほうにアームを曲げ、フットライト代わりに。ベッドまわりに照明を備えるホテルは多いが、明るさを調節できないケースがわりとある。部屋が明るくても、真っ暗でも寝付けないので、調光できるタイプのライトがあるとうれしい。テレビを見ながら夜更かしをするつもりでいたが、いつの間にか就寝。

 

神戸でahamoに乗り換える

 翌日、地下鉄谷町線で東梅田駅に行き、日本一わかりにくいと言われる地下街を歩いて梅田駅に到着。さて、どこへ行こうか。まだ何も決めていない。阪神線に乗り、神戸へ移動した。東京の渋谷もそうだが、わたしはどうも坂の多い街に吸い寄せられてしまう。前よりも足が悪くなり、気持ちに体がついていけないにもかかわらず、坂の街へ行きたいのだ。

 

 三宮に着き、トイレを探していると、男性が声をかけてきた。「携帯電話の料金プランを見直してみませんか?」スーパーマーケットの入口近くに、出張販売ののぼりが立っている。旅行者だと答えると、神戸の思い出にどうぞとのこと。つい先日、職場の同僚とテータ通信料の話題で盛り上がったばかり。端末代金が含まれていないのに、そんなに払っているのかと驚かれた。機種変更をせず、料金が3分の1に抑えられるという販売員の言葉に、わたしは乗り換えを決めた。旅先で気が大きくなった? いやいや、これもご縁です。

 

駅ナカで買える絶品カツサンド

 成約のおまけを持って地上へ出ると、雨が降っていて肌寒い。1時間ほど三宮駅前をぶらついて、大阪方面へ引き返した。わざわざ新大阪駅から帰るのには理由がある。グリル梵(ぼん)のビーフヘレカツサンドを買うためだ。全国旅行支援スタート直前の連休とあって、駅は混雑していた。ハーフサイズを買い、早々に新幹線に乗った。

グリル梵のビーフヘレカツサンド

 ビーフヘレカツサンドの味の決め手はソースだろうか。甘みと酸味のバランスが良い。温めてもおいしいが、わたしはそのまま食べるのが好き。付属のカラシをつけながら食べればつまみになり、ビールやギネスビールにも合う。また買いに行くと思います。淀川を越えると、無性に恋しくなるので。